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■新型インフルエンザの峠越え宣言は先送りへ [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)事務局長の諮問機関である緊急委員会は23日の会合で、新型の豚インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)が「最盛期後」の段階に入ったと判断するのは時期尚早と勧告しました。
 当初、新型インフルエンザの流行は日米欧など多くの地域でピークが過ぎたとされ、緊急委員会は感染が最盛期後の段階に入ったと認定するとみられていましたが、西アフリカなど一部地域でなお感染拡大がみられることを重視した一部の委員が反論したためとみられています。勧告を受けて、チャン事務局長は最盛期後への移行をひとまず見送り、2~3週間の期間を置いて再検討するとみられます。
 WHOの計画では、世界的大流行入りを意味する現行の「6」以後の段階は、「最盛期後」と「新たな流行の波」「大流行後」の三つ。最盛期後も大流行は続くと位置付けられています。
 新型インフルエンザは昨年3月ごろ、メキシコで発生したとみられて以降、212の国・地域に広がり、約1万6000人が死亡。日本国内では、約200人が亡くなりました。北米では昨年10月、日本や欧州の多くの国でも11月末に感染者が減少傾向に転じています。

 2010年2月24日(水)




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yukikaze

まだまだ警戒は怠れそうにないですね。
by yukikaze (2010-02-24 14:27) 

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