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■24時間対応の訪問サービスを新設 介護保険法改正案 [健康ダイジェスト]

 2012年度の介護保険制度改正に向けて政府は11日、介護保険関連法改正案を閣議決定しました。24時間対応の新しい訪問サービスを創設するなど、利用者が住み慣れた家で暮らせることを支援するのが柱。保険料上昇を抑えるため、都道府県の基金を取り崩せることも盛り込みました。
 24時間対応のサービスは、重度でも自宅で生活できるよう、看護師やヘルパーが定期巡回するほか、夜間など緊急時の通報にはオペレーターが対応します。原則として医師や看護師にしか認められていないたんの吸引や経管栄養は、研修を受けた介護職員が実施できるようにします。
 病院で介護保険が適用される介護型の療養病床の廃止期限は、当初予定していた2011年度末から6年延長し、17年度末としました。また、特別養護老人ホームの設置を社会医療法人にも認めることを盛り込みました。
 65歳以上の月額保険料は現在、全国平均で4160円。サービス利用の急増で保険料は膨らみますが、基金利用で月5000円未満を目指します。
 政府は今後、社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)などでの議論を経て、改正法施行と併せて介護報酬を改定します。改正法は来年4月の施行予定。 

 2011年3月11日(金)

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