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■今年のスギ・ヒノキ花粉、5月上旬までに終息 環境省予測 [健康ダイジェスト]

 環境省は19日、2012年春のスギ・ヒノキ花粉の終息時期について、5月上旬までに終息するとの予測を発表しました。今シーズンの花粉飛散は全国的に例年よりも10日前後遅くなったものの、終息時期は昨年より1週間から3週間早く、ほぼ例年並みとなる見込み。
 エリア別でみると、九州地方南部と中国地方の一部はすでにスギ花粉の飛散が終息したとみられ、それ以外の九州地方と中国地方の一部および四国地方は、スギ・ヒノキ花粉ともに4月中にほぼ終息。
 近畿地方および東海地方、甲信地方、関東地方南部は、スギ花粉が一部で非常に多い飛散となっているものの4月中には終息。ヒノキ花粉は5月上旬まで飛散が続くと予測しました。
 北陸地方、関東地方北部、東北地方は、スギ・ヒノキ花粉ともに5月上旬に終息する見通し。
 今シーズンのスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は、昨シーズンと比較すると、九州地方と四国地方の一部を除いて半分以下となりました。都道府県ごとの代表地点で行った総飛散量の実測調査では、例年よりも多かったのは、高知、佐賀、長崎、熊本の4市のみ。
 気温の低い日が続き、開花した花の数も少なかったことが、その原因とみられます。
 しかし、地域によって飛散状況のばらつきが大きく、環境省では「東日本では、今後も地域によっては大量に飛散することが見込まれる」と分析しています。
 また、スギ・ヒノキ花粉の飛散終息と入れ替わるようにイネ科(カモガヤ、ススキノテッポウ)の花粉などが飛散し始めることから、「症状が強い場合には、医療機関に相談を」と注意を呼び掛けています。
 環境省の予測は、昨年12月に実施した花粉総飛散量の予測値に対する、現在までの累積飛散量の程度やこれまでの気象状況、開花状態と花粉残量の予測結果から分析しています。

 2012年4月21日(土)




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