SSブログ

■衣食住の工夫で冬場の室温を20度に 今年もウォームビズ始まる [健康ダイジェスト]

 冬場の節電対策の一環として、環境省では1日から、暖房の設定温度を下げて厚着で過ごす「ウォームビズ」を始めました。
 二酸化炭素(CO2)を始めとする温室効果ガス排出量の削減につなげる狙いで、今回で5年目。東日本大震災後の原発停止を受けて、昨年からは節電も目的に加わりました。期間は来年3月末まで。
 政府は、原発事故による厳しい電力事情を考慮して、冷房の設定温度を上げて軽装で過ごす「クールビズ」の取り組みを例年より期間を延長し、10月31日までの6カ月間実施してきました。
 そして、1日からは、環境省が暖房の設定温度を下げて厚着や重ね着などで寒さをしのぐ「ウォームビズ」の取り組みを始め、東京・霞が関の庁舎では職員が早速マフラーやコート姿で出勤していました。また、室内の温度が20度に設定され、職員たちはひざ掛けを使ったり、飲み物を温め直さないようにするために保温性の高いコップを使ったりしていました。
 職員の一人は、「暑さの中で服を脱ぐのは限界があっても、重ね着は行いやすいので気軽に取り組んでいきたい」と話していました。
 環境省は今年、ウォームビズの取り組みの一環として、暖房の効いた部屋にみんなで集まる「ウォームシェア」を提唱。自宅の暖房器具を止め、暖房の効いた施設に出掛けてもらうことで家庭の節電につなげる取り組みも呼び掛けていて、ホームページではこの取り組みに協力する店舗や施設を紹介しています。
 環境省国民生活対策室の佐藤匡広室長補佐は、「まだ寒くはないが、できるだけの準備をしたい。国民のみなさんにも、無理なく快適に過ごすための工夫によって節電につながるので、ウォームビズをぜひ心掛けてほしい」と話しています。

 2012年11月1日(木)




nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0