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■熱中症、8月の搬送者2万7000人 過去2番目の多さ [健康ダイジェスト]

 熱中症で8月中に病院に救急搬送されたのは全国で2万7564人だったことが3日、総務省消防庁の集計(速報値)でわかりました。調査を開始した2008年以降では、2010年8月の2万8448人に次いで2番目に多い月となりました。
 全国各地で40度を超える最高気温が観測されるなど記録的な猛暑だったことが、影響しました。
 一方、今年5月末から9月1日までの3カ月余りの間に熱中症で救急搬送された人は、全国で5万6172人で、過去最悪のペースで増えています。
 救急搬送された人を都道府県別にみると、東京都が4385人で最も多く、次いで、愛知県が3969人、大阪府が3887人などとなっています。
 年齢別では65歳以上の高齢者が2万6809人で、半数近くを占め、最も多くなりました。
 また、8月26日から9月1日までの1週間に救急搬送された人は、全国で1977人で、前週の6027人から67・2パーセント減少しました。
 3週間以上の入院が必要な重症者は40人で、死亡者はいませんでした。比較的、過ごしやすい天気が続いたためで、減少は3週連続。
 搬送者が100人を超えた都道府県は、東京都281人、神奈川県194人、埼玉県186人、千葉県152人の順でした。
 年齢別では、65歳以上の高齢者が887人で44・9パーセントを占め、7~17歳の少年少女が227人で10・8パーセントを占めました。
 消防庁は再び暑くなることもあり、加えて過去3年間は9月に入っても1カ月に数千人が熱中症の疑いで病院に搬送されていることから、引き続きこまめに水分を補給し、エアコンや扇風機を適切に利用するよう呼び掛けています。

 2013年9月3日(火)




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