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■熱中症で726人搬送、岩手県などで7人死亡 8人が意識不明の重体に  [健康ダイジェスト]

 熱中症についてマスコミが各地の消防や警察に取材したところ、15日午後5時現在、熱中症とみられる症状で全国で7人が死亡し、8人が意識不明の重体になっていることがわかりました。
 熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人はすべての都道府県で少なくとも726人に上り、このうち、岩手県の3人を含む合わせて7人が死亡し、8人が意識不明の重体になっています。
 岩手県では、大船渡市や奥州市、それに一関市で、いずれも室内にいた70歳代から80歳代の男女3人がそれぞれ、熱中症とみられる症状で死亡したということです。
 午後1時半ごろ、大船渡市三陸町の住宅で、79歳の男性が話しかけても反応がないと家族から消防に通報がありました。男性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡し、消防によりますと、病院の話から熱中症とみられるということです。男性は当時、窓を閉めたままの寝室で休んでいて、扇風機を動かしていたものの冷房はつけていなかったということです。
 消防によりますと、奥州市水沢区でも午後3時すぎ、83歳の女性が住宅の中でぐったりしていると家族から消防に通報があり、病院に運ばれましたが、熱中症の疑いで死亡しました。消防によりますと、女性がいた部屋は窓が閉まったままで、扇風機はついていたということです。
 このほか、一関市花泉町でも自宅のベッドで休んでいた87歳の女性が意識不明の状態で病院に運ばれましたが、熱中症とみられる症状で死亡したということです。
 15日の岩手県は県の南部や沿岸を中心に30度以上の真夏日となり、一関市では最高気温が33度6分まで上がりました。
 岩手県のほか、宮城県亘理町では15日朝、80歳代の女性が体調不良を訴えて病院に運ばれ死亡しました。
 東京都北区では午前8時ごろ、90歳代の女性が自宅で意識を失って倒れているのが見付かり、死亡しました。
 さらに、埼玉県坂戸市で91歳の女性が、群馬県桐生市では79歳の女性がいずれも搬送先の病院で死亡しました。

 2015年7月15日(水)

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