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■アメリカで初、ジカ熱小頭症の子供出産 疾病対策センター「妊婦の五輪観戦控えて」 [健康ダイジェスト]

 アメリカの疾病対策センター(CDC)は26日、アメリカ国内で初めて、妊娠中にジカ熱に感染した女性から、知的障害を伴うことがある小頭症の新生児が生まれたケースを確認したと発表しました。
 こうした状況を受けて、CDCは妊娠中の女性が8月のリオデジャネイロ五輪や9月のパラリンピック観戦で、ブラジルに旅行するのを控えるよう呼び掛けました。性交渉を通じた感染報告も増えており、妊娠中は流行地域に旅行した男性パートナーとの性交渉を控えるか、コンドームを使うよう求めました。
 CDCは、妊娠中にジカ熱が報告された地域に滞在し、アメリカに帰国後、感染が確認された女性9人を調査。このうち3人が出産し、2人の子供には異常は見られませんでしたが、ブラジルに妊娠12週目まで滞在していた1人の女性は小頭症の子供を出産したということです。
 また、2人は流産し、別の2人は胎児の脳に異常が見られたことなどから中絶を行ったとしています。
 CDCは「感染と小頭症とを直接的に結び付けることはまだできない」としていますが、「ブラジルの流行は活発な状況が続く」と指摘。どうしても感染が報告されている国や地域への旅行が避けられない妊婦は、事前に医師に相談し、蚊に刺されるのを防ぐ対策を徹底することが必要だとしました。

 2016年2月28日(日)




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