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■一部のせき止め薬や風邪薬、12歳未満の使用制限へ 副作用を受けて厚労省が決定 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は22日、一部のせき止め薬や風邪薬について、12歳未満の使用を制限する方針を決めました。副作用があった海外での制限を受けたもので、2019年中には禁止とする方針といいます。
 7月上旬にも、都道府県を通じて各製薬会社に添付文書の改訂を指示します。
 厚労省がこの日開いた、有識者らでつくる安全対策調査会で了承されました。
 対象となるのは、呼吸を抑制する副作用がある「コデインリン酸塩」などのコデイン類を含む薬。医師が処方する医療用医薬品で約60製品、ドラッグストアで買える市販薬では風邪薬やせき止めシロップなど約600の製品で使われています。
 死亡例が報告されているアメリカでは、今年4月から12歳未満の使用を禁じています。国内で死亡例は確認されていないものの、約13年間で呼吸困難になるなどの副作用が4件報告されているといいます。
 医師が処方する医療用医薬品の添付文書には現状、小児の場合は少量から慎重に使うよう注意が書かれています。
 また、小児に使われることはあまりない鎮痛剤に含まれる「トラマドール塩酸塩」についても、呼吸抑制の副作用があるとして、同様の措置をとります。

 2017年6月22日(木)

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