SSブログ

■熱中症の疑いで、病院搬送相次ぐ 東京都で95人、埼玉県で107人 [健康ダイジェスト]

 東京都内では、11日午後3時までに熱中症の疑いで合わせて95人が病院に搬送されました。東京消防庁は、冷房を適切に利用するなどの対策をとるよう呼び掛けています。
 東京消防庁によりますと、7歳から96歳までの男女合わせて95人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。70歳代以上が全体の6割近くを占め、このうち、70歳代から80歳代までの男女6人が命の危険がある状態だということです。
 猛烈な暑さは12日も続く見込みで、東京消防庁は冷房を適切に利用したり、こまめに水分をとったりして熱中症への対策をとるよう呼び掛けています。
 また、埼玉県によりますと、11日午後4時までに熱中症とみられる症状で、12歳から99歳までの合わせて107人が病院に搬送されたということです。
 このうち、松伏町の58歳の男性と坂戸市の75歳の男性、それに越谷市の76歳の男性の合わせて3人は、入院が必要な重症だということです。
 気象台によりますと、埼玉県内の11日日中の最高気温は、県内8カ所の観測地点のすべてで35度以上の猛暑日となり、このうち鳩山町は、午後1時49分に40・2度を観測し、この地点の観測史上1位を記録しました。
 千葉県内で熱中症の疑いで病院に搬送された人は、午後4時の時点で54人に上っています。
 千葉県によりますと、重症は4人、中等症が23人、軽症が27人だということです。
 このうち重症の千葉市と成田市に住む65歳以上の男性2人はいずれも冷房を使っていない自宅の部屋にいて、熱中症の疑いで搬送されました。
 また、市原市では、70歳代と100歳代の女性2人が重症となっています。
 神奈川県のまとめによりますと、県内では11日午後3時までに合わせて30人が熱中症の疑いで搬送され、このうち1人が死亡し、1人が重症となっています。
 小田原市消防本部によりますと、11日午前10時半ごろ、小田原市飯泉で73歳の男性が自宅で倒れているのが見付かり、病院に搬送されたものの、熱中症の疑いで死亡が確認されました。
 救急隊が駆け付けた時、部屋の中は高温で、エアコンは設置されていなかったということです。
 また、横浜市消防局によりますと、午前3時ごろ横浜市神奈川区の60歳代の男性が意識がもうろうとした状態で自宅付近で倒れているのが見付かり、病院に搬送され、重症と診断されたということです。
 このほか、中等症が14人、軽症が14人となっています。

 2020年8月11日(火)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。