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■沖縄県で779人が新型コロナ感染、4日ぶりに1000人下回る アメリカ軍関係は391人 [健康ダイジェスト]

 沖縄県は10日、新たに779人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました。1日当たりの新規感染者は7日に1414人と1000人を超えて、8日に1759人、9日に1533人と過去最多を更新してきましたが、4日ぶりに1000人を下回りました。2021年まで過去最多だった同年8月25日の809人に近い水準は維持しています。
 県の糸数公医療技監は、「前日が日曜日で開いている医療機関が少ないのが減少の要因と考えている」との認識を示しました。県内で確認された感染者は、合わせて5万8209人になりました。
 一方、アメリカ軍からは新たに391人が感染したと報告がありました。アメリカ軍関係者の1日当たりの感染報告としては、9日の429人に次いで、過去2番目に多くなっています。所属基地は現時点では不明。
 県の9日時点の集計では、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は448・79人で、全国最多。10日時点の集計では、492・49人まで上昇しています。
 10日現在、コロナで療養している患者は7514人に上ります。このうち自宅療養者は3640人で、いずれも過去最多を更新しました。
 県内では、医師や医療関係者にも感染が広がり、濃厚接触者も含めると9日時点で計485人が欠勤。一方で病床使用率は上昇しており、一部の医療機関では外来診療や入院の制限が始まっています。
 保健所も濃厚接触者への連絡が間に合っておらず、医療機関や介護福祉施設などで発生したクラスター(感染者集団)での調査を優先するため、各保健所の判断で、可能な時は感染者が濃厚接触者へ連絡する対応に切り替えています。
 沖縄の感染急拡大は、日本の検疫なしで入国したアメリカ軍由来のオミクロン型が、地域に広がったことが切っ掛けとみられています。その後、ワクチン接種率の低い20歳代、30歳代を中心に一気に感染が広がってきました。
 県では連日、東京都よりも多く全国で最多の感染者数が続いており、9日に新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用され、月末までが期間となっています。

 2022年1月10日(月)




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