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■東京都の熱中症疑いの死亡者、6月は計42人に上る 38人は25日以降 [健康ダイジェスト]

 東京都内では熱中症の疑いで死亡するケースが相次ぎ、6月は合わせて42人に上ったことが、東京都監察医務院などの集計で明らかになりました。
 警視庁や東京都監察医務院によりますと、東京都内では6月、熱中症の疑いで40歳代から90歳代までの男女合わせて42人が死亡しました。
 過去10年をみますと、6月は毎年10人未満で推移しており、今年は際立って多くなっています。年代別では、80歳代が16人と最も多くなりました。
 このうち、江戸川区では6月30日、80歳代の男性が自宅の布団の上で死亡しているのが見付かりました。当時、エアコンや扇風機はついていなかったということです。
 東京の都心は、6月25日から7月3日にかけて9日連続の猛暑日となりましたが、6月に死亡した42人のうち、9割に当たる38人が6月25日以降に亡くなったとみられるということです。
 また、7月もすでに4人が亡くなったということで、東京消防庁などは我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前にこまめに水分を補給するなど熱中症の対策をとるよう呼び掛けています。

 2022年7月4日(月)

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