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■「BA・5」対応新型コロナワクチンの開発に着手 モデルナ、FDA勧告受け [健康ダイジェスト]

 アメリカのバイオテクノロジー企業モデルナは11日、感染拡大中の新型コロナウイルスオミクロン型の派生型「BA・4」と「BA・5」に対応するワクチンの開発に着手したと発表しました。アメリカ食品医薬品局(FDA)が6月末、秋の追加(ブースター)接種に向け開発を勧告したことを受けました。
 流行初期の型を基に開発した現行品と混ぜた製品になる見通し。ただ、臨床試験で有望な結果が出たとしても、冬には今と別のタイプが流行している可能性もあります。
 モデルナ社はこのほか、昨年12月ごろから急速に広がり、その後ほぼ姿を消したオミクロン型の派生型「BA・1」用と現行品を組み合わせた混合ワクチンも開発中。4回目の接種に使うと、現行品を4回目に接種した場合に比べてBA・4やBA・5が細胞に侵入するのを防ぐ抗体の増え方が約1・7倍になったとしました。

 2022年7月12日(火)

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