■病気 ガングリオン(結節腫) [病気(か)]
手の甲などの関節にできる良性腫瘍で、若い女性に多く発生
ガングリオンとは、手の甲などの関節にゼリー状の液体がたまり、円い結節状に膨れる疾患。適当な訳がないためにガングリオンというラテン語がそのまま使われていますが、結節腫(しゅ)と呼ばれることもあります。
男性より女性のほうが発症率が高く、若い女性によく発生します。症状としては、手の甲、手のひら、手首、足首、足底、ひざなどの皮下の関節包、腱鞘(けんしょう)に付着して、こぶ状の腫瘍(しゅよう)ができます。
痛みはないことが多く、腫瘍の中にはゼリー状の内容物が入っています。腫瘍の大きさは、米粒大から小豆大までさまざま。
腫瘍の内容物は脂肪や線維質などで、皮膚を通して腫瘍に触れると、ゼリー状の内容物が入っているとは思えないほどカチカチに硬いことが多くなっています。
原因は不明ですが、良性の腫瘍であり悪性になることはありません。悪性ではないので放置してもかまわないものの、手首などにできると人目について目立つことがあります。肥大した腫瘍が神経や腱を圧迫して、痛みが出ることもあります。
ガングリオンの検査と診断と治療
ガングリオン(結節腫)によるこぶ状の腫瘍が自然に小さくなることは、かなりまれなことです。腫瘍が目立ったり、痛みが出た場合は、整形外科の専門医を受診します。
医師による治療には、注射で腫瘍中のゼリー状の内容物を抜く方法と、手術で腫瘍そのものを摘出する方法とがあります。
手術が嫌いな人には、太めの針の注射器でゼリー状の内容物を穿刺(せんし)吸引すれば、しぼみます。ただし、この方法だけではいずれまた、はれてきます。 注射器による穿刺吸引を繰り返すと、感覚障害や運動障害を残すこともあります。
再発を繰り返す場合には、手術による腫瘍の摘出が必要です。しかし、手術においても、腫瘍が関節や腱に付着し、その根元が深かったり、小さな腫瘍がたくさん付属していることがあるため、切除して摘出するのはそう簡単ではありません。熟練した医師によって丁寧に行われないと、再発しやすいものです。
肥大した腫瘍が神経や腱を圧迫して痛みがある時も、手術で摘出することが望まれます。
ウェブ版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯i-mode版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯au版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯Yahoo!ケータイ版の健康創造塾にアクセスできます。
ガングリオンとは、手の甲などの関節にゼリー状の液体がたまり、円い結節状に膨れる疾患。適当な訳がないためにガングリオンというラテン語がそのまま使われていますが、結節腫(しゅ)と呼ばれることもあります。
男性より女性のほうが発症率が高く、若い女性によく発生します。症状としては、手の甲、手のひら、手首、足首、足底、ひざなどの皮下の関節包、腱鞘(けんしょう)に付着して、こぶ状の腫瘍(しゅよう)ができます。
痛みはないことが多く、腫瘍の中にはゼリー状の内容物が入っています。腫瘍の大きさは、米粒大から小豆大までさまざま。
腫瘍の内容物は脂肪や線維質などで、皮膚を通して腫瘍に触れると、ゼリー状の内容物が入っているとは思えないほどカチカチに硬いことが多くなっています。
原因は不明ですが、良性の腫瘍であり悪性になることはありません。悪性ではないので放置してもかまわないものの、手首などにできると人目について目立つことがあります。肥大した腫瘍が神経や腱を圧迫して、痛みが出ることもあります。
ガングリオンの検査と診断と治療
ガングリオン(結節腫)によるこぶ状の腫瘍が自然に小さくなることは、かなりまれなことです。腫瘍が目立ったり、痛みが出た場合は、整形外科の専門医を受診します。
医師による治療には、注射で腫瘍中のゼリー状の内容物を抜く方法と、手術で腫瘍そのものを摘出する方法とがあります。
手術が嫌いな人には、太めの針の注射器でゼリー状の内容物を穿刺(せんし)吸引すれば、しぼみます。ただし、この方法だけではいずれまた、はれてきます。 注射器による穿刺吸引を繰り返すと、感覚障害や運動障害を残すこともあります。
再発を繰り返す場合には、手術による腫瘍の摘出が必要です。しかし、手術においても、腫瘍が関節や腱に付着し、その根元が深かったり、小さな腫瘍がたくさん付属していることがあるため、切除して摘出するのはそう簡単ではありません。熟練した医師によって丁寧に行われないと、再発しやすいものです。
肥大した腫瘍が神経や腱を圧迫して痛みがある時も、手術で摘出することが望まれます。
ウェブ版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯i-mode版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯au版の健康創造塾にアクセスできます。
携帯Yahoo!ケータイ版の健康創造塾にアクセスできます。
タグ:病気(か) ガングリオン(結節腫) 黄色靭帯骨化症 カーパルトンネル症候群 手首トンネル症候群 肘トンネル症候群 インピンジメント症候群 ぶつかり症候群 挟まり症候群 骨髄線維症 椎間板変性症 滑膜骨軟骨腫症 橈骨遠位端骨折 化膿性骨髄炎 ドケルバン病 変形性母指手根中手関節症 サルコペニア 橈骨茎状突起痛 内側型野球肘 頭部脊柱管狭窄症 化膿性腱鞘炎 狭窄性腱鞘炎 上腕骨小頭骨端症 上腕骨内側上顆炎 鎖骨骨折 神経圧迫症候群 肩腱板炎 上腕骨外側上顆炎、上腕骨内側上顆炎 脊椎圧迫骨折 デュプイトラン拘縮 変形性頸椎症 大理石骨病 橈骨神経まひ 正中神経まひ ギヨン管症候群 尺骨神経管症候群 漏斗胸 鳩胸 肘離断性骨軟骨炎 上腕骨小頭骨軟骨障害 外側型野球肘 捕捉性ニューロパチー 絞扼性神経障害 肩峰下滑液包炎 石灰沈着性腱炎 肩腱板断裂 肩石灰沈着性腱炎 反復性肩関節脱臼 動揺性肩関節症 肩関節脱臼 肩関節不安定症 回旋筋腱板損傷 上腕二頭筋腱断裂 変形性肘関節症
コメント 0