■アルツハイマー型認知症の治療薬2種が承認申請される [健康ダイジェスト]
アルツハイマー型認知症の世界的な標準治療薬であるヤンセンファーマの「ガランタミン」(一般名・臭化水素酸ガランタミン)と、アスビオファーマの「メマンチン」(一般名・塩酸メマンチン)が、厚生労働省に対し薬事法に基づき承認申請されました。
いずれも審査に1年ほどはかかる見通し。日本国内では現在、アルツハイマー型認知症治療薬はエーザイの「アリセプト」しか承認されていません。
ガランタミンはアリセプトと同じように、脳内の神経に情報を流すのに必要な物質であるアセチルコリンの分解を抑えます。さらにガランタミンは、アセチルコリンの産生も促進。錠剤、口腔内崩壊錠、内用液の3剤形が承認申請されました。メマンチンのほうは、脳の神経細胞が壊れるのを防ぐ作用があります。
ガランタミン、メマンチンの2剤ともアリセプトのように、認知症の進行を緩やかにする効果が期待されています。
日本国内のアルツハイマー型認知症患者は100万人以上とも見なされ、現在の治療薬の市場は薬価ベースで約1000億円という試算もあります。
2010年3月3日(水)
いずれも審査に1年ほどはかかる見通し。日本国内では現在、アルツハイマー型認知症治療薬はエーザイの「アリセプト」しか承認されていません。
ガランタミンはアリセプトと同じように、脳内の神経に情報を流すのに必要な物質であるアセチルコリンの分解を抑えます。さらにガランタミンは、アセチルコリンの産生も促進。錠剤、口腔内崩壊錠、内用液の3剤形が承認申請されました。メマンチンのほうは、脳の神経細胞が壊れるのを防ぐ作用があります。
ガランタミン、メマンチンの2剤ともアリセプトのように、認知症の進行を緩やかにする効果が期待されています。
日本国内のアルツハイマー型認知症患者は100万人以上とも見なされ、現在の治療薬の市場は薬価ベースで約1000億円という試算もあります。
2010年3月3日(水)
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