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■はしか患者、昨年さらに減少 集団感染例は続き、接種必要 [健康ダイジェスト]

 2010年のはしか(麻疹)の患者数は457人との速報値を、国立感染症研究所が14日までにまとめました。08年は1万1015人でしたが、09年は741人に減少、10年はさらに少なくなりました。
 ただ小規模な集団感染例も起きており、保健所や感染研は警戒を強めています。厚生労働省が12年度までにワクチン接種などで、はしかの患者をゼロに近付けるとしている目標の実現に向け、感染研は「さらに予防接種を進める必要がある」としています。
 06年から小学校入学前までのワクチンの2回接種が定期接種になったほか、07年に10歳代の間で流行し大学や高校で休校が相次いで問題になったため、08年から5年間の時限措置で中1(13歳)と高3(18歳)へ追加接種をしており、こうした対策の効果が患者の減少に現れたとみられます。
 患者の全数調査も、08年に始まりました。
 はしかは、麻疹ウイルスが原因で全身に発疹ができ、高熱が出ます。感染力は強く、人から人へ空気感染します。
 はしかを発症すると1カ月ほどは免疫力が落ち、この間にインフルエンザなど、ほかの病気にかかると重症化する恐れもあります。

 2011年1月14日(金)

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