SSブログ

■インフルエンザ、流行のピーク越えか 患者21万人減 [健康ダイジェスト]

 今年のインフルエンザの流行について、国立感染症研究所が10日、「ピークはすぎつつある」と発表しました。
 1月31日~2月6日の1週間に、全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者は1医療機関当たり28・93人で、前週の31・88人からやや減少。昨年末に流行期入りしてから6週連続で増えていましたが、初めて前週を下回りました。これまで流行が目立っていた九州や関東を始めとして、33都府県で減少しています。
 感染研の推計では、最新の1週間に受診した患者は全国で約155万人で、前週より約21万人減少しました。50歳代以下のすべての年代で患者数が減り、20歳代では前週から約6万人減の約18万人でした。
 ただし、16県で警報発令レベルの30を上回り、注意報発令レベルの10は全都道府県で超えました。都道府県別で高かったのは、長崎県44・13人(前週56・61人)、宮崎県42・28人(同60・88人)、群馬県41・22人(同45・3人)、福岡県40・9人(同47・17人)、富山県37・88人(同36・92人)、愛知県37・79人(同36・17人)。
 他の地域では、北海道23・44人(同19・92人)、岐阜県24・86人(同25・21人)、三重県28・56人(同26・57人)。関西では、兵庫県26・79人(同27・77人)、京都府20・84人(同21・68人)、大阪府20・3人(同21・63人)でした。
 ウイルスの型は、昨年10~11月は季節性のA香港型が半数以上を占めていましたが、12月以降は新型が流行の中心を占めています。
 同研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官は、「流行のピークはすぎつつあるが、流行の規模はまだ大きいため引き続き注意が必要だ。今後は季節性のB型の患者が増える可能性がある」と話しています。

 2011年2月10日(木)

nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0