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■2001~2010年の平均気温、過去最高 世界気象機関が温暖化警告 [健康ダイジェスト]

 スイスのジュネーブに本部がある世界気象機関(WMO)は23日、各国の気象機関などが観測したデータに基づく世界の気象に関する調査結果を発表しました。
 それによりますと、1961年から1990年までの30年間の世界の平均気温は14・0度と推定されていますが、これを基に比較すると、2001年から2010年までの10年間の平均気温は0・46度高く、統計を取り始めた1850年以降で最も気温が高い10年間になっていたことがわかりました。うち9年間の年平均気温は、過去10番以内に入っています。
 調査によると、平均気温の上昇は特に1971年以降が顕著。1881年から2010年まで10年ごとの平均気温は平均0・06度上昇しているのに対し、1971年以降の10年ごとの平均気温は平均0・166度も上昇しています。過去最も高温だった年は2010年で、2005年が2位となっています。
 また、去年1年間の平均気温は14・4度と推定され、南米ペルー沖の太平洋などで海面水温が下がり、世界的に気温も低下傾向になるとされる「ラニーニャ現象」が続いた年としては、これまでで最も高く、過去11番目の暑さだったということです。
 気温の上昇で影響が顕著だったのは、北極海の海氷が大幅に減少したことで、洪水や干ばつ、熱波などの異常な気象もこの10年間に世界各地で頻発したと指摘しています。
 WMOでは、「人為的な要因で地球温暖化が進んでいる影響である」と警告、温暖化対策が「待ったなし」の急務であるとして、国際社会の協調を訴えています。

 2012年3月24日(土)




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