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■横浜市、小学校給食で冷凍ミカンを自粛 放射性セシウム検出で [健康ダイジェスト]

 横浜市教育委員会が、市立小学校344校の給食で提供する予定だった神奈川県内産の冷凍ミカンの使用を当面自粛することを決めたことが9日、わかりました。
 国が定める一般食品の新基準値である1キログラム当たり100ベクレルを下回る放射性セシウムが検出され、不安を訴える保護者の声が多数寄せられたのが理由。
 市教委健康教育課は、「他都市の状況も踏まえ、保護者の不安を取り除くことを第一に考え、放射性物質が含まれる可能性がある食品の使用は慎重にした」と説明しています。
 同課によると、給食の献立では5、6、7月に各1回、県内産冷凍ミカンを提供する予定でした。しかし、川崎市や横須賀市で県内産冷凍ミカンから国の新基準値を下回るものの、1キログラム当たり最大9・1ベクレルが検出されたことなどを受け、対応を検討。献立表などで状況を知った保護者から、自粛を求める声が多く市教委に寄せられ、決断しました。
 市立小学校では県内で昨年末に収穫して冷凍保存していたミカンを10日、11日、24日、25日の計4日間で提供する予定でした。全344校のうち、 86校の給食で冷凍ミカンが提供される予定だった10日は、代わりの食材の確保が難しい可能性があるといいます。
 横浜市教委が給食への使用を自粛する食材は、牛肉、シイタケ、国内産タケノコに次いで4品目です。市教委は冷凍ミカンに代わる献立を検討中で、仕入れ済みの冷凍ミカン約60万個については「他に転用できないか、業者と協議する」としています。
 県内産の冷凍ミカンをめぐっては、川崎市や横須賀市は給食での使用を自粛していません。

 2012年5月9日(水)




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