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■コンタクト被害3年で69件、半数はカラーレンズ 厚労省発表 [健康ダイジェスト]

 目の炎症などコンタクトレンズを使って起きたトラブルの半数をおしゃれ用のカラーコンタクトレンズ(カラコン)使用者が占めていると、厚生労働省が26日公表しました。
 通信販売などで入手でき、使い方が十分に伝わっていないことが背景にあるとして、厚労省は正しい手入れや定期的な受診を呼び掛けています。
 厚労省によると、2009~2011年度に、角膜障害や結膜炎、充血など69件のトラブルが医療機関から報告されました。手入れ不足や長時間の装着が主な原因とみられています。製品が特定できた43件のうち20件は、視力補正を目的としないおしゃれ用のカラーコンタクトレンズの事例でした。
 おしゃれ用カラーコンタクトレンズはトラブルが相次いだことから2009年11月、視力矯正用コンタクトレンズと同様、高度管理医療機器として薬事法の規制対象となり、その製造・輸入に当たっては厚生労働大臣の承認、販売に当たっては都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置の義務付けなどの規制が設けられました。
 その後もトラブルが後を絶たないことから、厚労省は改めて販売会社や医療機関に注意を促すよう求めました。「使用者も3カ月に1回程度は目の検査を受けてほしい」としています。
 眼科医によると、おしゃれ用カラーコンタクトレンズは目に酸素を取り入れにくかったりするほか、通信販売などで洗浄や消毒、保存方法などの指導を受けずに購入でき、不適切な使用のため結膜炎のほかアレルギー症状を起こしたり、酸素不足で上皮がはがれる角膜びらん、角膜に炎症が起きる角膜浸潤、角膜の表面に傷が付く点状表層角膜症などになるケースもあります。

 2012年9月26日(水)




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