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■冬の脱水に注意 専門家が注意を喚起 [健康ダイジェスト]

 冬は空気が乾燥するため、知らないうちに体の中の水分や塩分が失われる「脱水」の状態になりやすく、感染症や心筋梗塞などの危険性も高まることから、専門家が注意点や対策をまとめたホームページを作成し、注意を呼び掛けています。
 このホームページは、小児医療や高齢者医療などの専門家で作る委員会が作成したもので、27日に公開しました。
 冬は湿度が低く空気が乾燥するため、汗をかかなくても皮膚や呼気から体の水分が失われ、水分を取る量も減るため、知らないうちに脱水が進むとして、症状に気付くサインや対策を紹介しています。
 サインは、「カサ」「ネバ」「ダル」「フラ」だとして、手先などの皮膚がかさかさする、口の中が粘り食物が飲み込みにくい、下痢や嘔吐でダルさを感じやる気が低下する、めまいや立ちくらみでふらっとする状態を挙げています。
 こうした際は、水分と塩分を含む「経口補水液」などをすぐに摂取してほしいとし、体を冷やしたくなければ経口補水液は常温、もしくは湯気が出ない程度まで温めて飲むとよいとしています。
 また、インフルエンザウイルスなどは乾燥に強いため、部屋の中に洗濯物を干すなどして室内の湿度を50パーセント程度に保つことが大切だとしています。
 このほか、水分と電解質が豊富な緑黄色野菜や果物を積極的に食べ、食事と食事の間や寝る前などに意識して水分を取るよう、呼び掛けています。
 ホームページを作成した委員会の副委員長で、神奈川県立保健福祉大学の谷口英喜教授は、「冬に脱水になると感染症や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高くなるので、ホームページを見て予防に役立ててほしい」と話しています。
 ホームページのアドレスは(http://www.kakuredassui.jp)です。

 2012年11月27日(火)




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