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■環境省「暑さ指数」3週間前倒しで提供開始 熱中症リスクを予測 [健康ダイジェスト]

 環境省は5月13日より、ホームページの「熱中症予防情報サイト」で「暑さ指数」の予測値と実況値の提供を開始しました。従来は6月1日~9月30日の期間ですが、今年度からおよそ3週間前倒しし、5月13日~10月18日まで期間延長して提供する予定といいます。
 近年、地球温暖化やヒートアイランド現象に伴い、都市部を中心に暑熱環境が悪化し、熱中症の発生が数多く報告されています。このため、環境省では2006年度より熱中症予防情報を提供しています。
 暑さ指数とは、人体に与える影響の大きい「湿度」「日射などからの輻射熱(黒球温度)」「気温」から算出した指数。気温と異なり、人体と外気との熱収支に着目した指数で、ISOやJISなどで規格化されていて、熱中症を予防するための指標として世界各国で使われています。
 指数を公開する地点も、昨年度の全国約150地点から今年度は841地点に増やし、地点ごとに1時間ごとの暑さ指数の予測値と実況値が更新されるほか、2日後までの予測も見ることができます。
 また、住宅街やアスファルトの上などの実生活の場や、身長の低い児童を想定した暑さ指数参考値を提供しています。
 暑さ指数は危険性によって5段階に分かれていて、最も高い31以上の場合は、運動を原則、中止するほか、28以上では、激しい運動は避け、休憩や水分を積極的にとる必要があるとしています。
 環境省は、「気温が低くても熱中症のリスクは高い場合もあり、外出の際には暑さ指数をチェックして、予防に生かしてほしい」と話しています。
 アドレスは(http://www.wbgt.env.go.jp/)。
 個人向けメール配信サービス(無料)は、6月1日実施開始に向けて現在調整中といいます。

 2013年5月14日(火)




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