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■マダニ媒介ウイルス感染、死者15人に 山口県の90歳代の女性が死亡 [健康ダイジェスト]

 野外のマダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で、7月中旬、山口県内の90歳代の女性が、死亡していたことがわかりました。
 国内の感染者は32人目、うち死亡者は15人目。山口県内では感染者は4人目で、うち死亡者は3人目。
 山口県によりますと、感染が確認されたのは県東部に住む90歳代の女性で、7月上旬、発熱や嘔吐、下痢などの症状を訴えて医療機関に入院し、発症から約10日後の中旬に意識混濁、血小板減少、肝機能障害などで死亡したということです。
 山口県環境保健センターと国立感染症研究所で、女性の血液などを検査した結果、マダニが媒介するSFTSを引き起こすウイルスに感染していたことが、22日に確認されたということです。
 山口県によりますと、この女性はほぼ毎日、自宅の畑で農作業をしていたということですが、マダニにかまれたような跡は、認められないということです。
 ウイルスを媒介するマダニは、春から秋にかけて活動が活発になるということで、山口県では、マダニが生息する草むらや、やぶなどでは、長袖や長ズボン、それに足を完全に覆う靴をはくなどの対策を取るよう、注意を呼び掛けています。

 2013年7月23日(火)




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