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■猛暑の1週間、国内最高気温の記録を次々に更新 [健康ダイジェスト]

 この1週間は、ほぼ全国的に平年より気温が高くなり、これまでの記録が次々と更新される猛烈な暑さが続きました。
 気象庁の観測によりますと、この夏は、これまでに7月前半と、8月前半に2度、暑さのピークがあり、ほぼ全国的に気温が平年を大きく上回りました。
 全国927カ所の気温の観測地点のうち、7月1日から8月17日までに、111カ所で統計を取り始めてから最も高い気温を観測しました。このうち半数余りに当たる63カ所の記録は、8月11日から17日までのこの1週間に集中しています。
 8月12日午後1時42分には、高知県四万十市で国内の観測史上最高の41・0度を記録し、6年前の2007年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で観測された40・9度を上回り、国内の最も高い気温の記録を更新しました。また、この日を含めて4日連続で、気温が40度以上となりました。
 気温が35度以上の猛暑日となった観測地点は、8月7日から17日まで11日連続で100カ所以上となり、観測点の数が現在とほぼ同じになった2003年以降では最も長い記録となっています。
 また、連日の暑さで夜間も気温が下がりにくくなり、7月1日から16日までに68カ所で、これまでで最も高い最低気温を観測しました。
 東京の都心では8月11日の最低気温が30・4度と、138年前の1875年(明治8年)に統計を取り始めて以降、最も高い最低気温となりました。11日は最高気温38・3度を観測し、16日までの1週間は最高気温34度以上の日が続きました。
 さらに、各地で夜間の気温が25度を下回らない「熱帯夜」が続き、東京の都心では8月4日から17日朝まで14日連続、広島市では7月29日から8月17日朝まで20日連続、鹿児島市では7月3日から8月17日朝まで46日、続いています。
 気象庁の長期予報によりますと、これから今月末ごろにかけても、気温は東日本と西日本を中心に平年よりかなり高いと予想され、厳しい残暑が続く見込みです。

 2013年8月17日(土)




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