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■白斑症状、カネボウ以外の製品でも相談52件 消費者庁 [健康ダイジェスト]

 カネボウ化粧品の美白効果をうたった化粧品の利用者に、肌がまだらに白くなる症状が出ている問題に絡み、全国の消費生活センターには、ほかの会社の製品で症状が出たという相談も、これまでに合わせて52件寄せられています。
 消費者庁は、これらの製品に問題があるかどうかを明らかにするため、厚生労働省に対し、詳しい成分の分析を要請しました。
 カネボウ化粧品が製造、販売する美白効果をうたった化粧品を巡っては、肌がまだらに白くなる白斑と呼ばれる症状が出たという連絡が8月11日時点でおよそ1万1000人から寄せられ、このうち7266人については、実際に会社側が症状を確認しています。
 この問題に関連して、消費者庁の阿南久長官は22日に開かれた定例の記者会見で、カネボウ化粧品以外の複数社の製品を利用して顔に白斑が出たという消費者からの相談も、8月15日時点で合わせて52件、各地の消費生活センターに寄せられていることを明らかにしました。
 消費者庁によると、52件は顔や首に「白い染みができた」「色が抜けた」などの白斑症状を訴え、かつ、製品のメーカー名がカネボウ化粧品以外と判明しているもの。個別のケースについて症状の確認をしていないため、メーカー名は公表していません。重症報告はないとしており、不安を訴えているだけの相談は含めていません。
 52件の大半が、カネボウ化粧品が自主回収を公表した7月4日以降の相談といいます。
 消費者庁はこうした被害状況や製品情報などを厚生労働省に提供し、製品と被害についての因果関係などを詳しく調査するよう要請したといいます。
 同庁の阿南長官は、「カネボウの影響で不安を感じた消費者からの相談も含まれているだろう」と指摘し、「これらの製品に問題があるかどうかは、中身をしっかり検査しないとわからないので、成分の分析を進めてもらうよう厚生労働省に情報を提供した」と述べました。

 2013年8月22日(木)




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