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■ドイツ人女性、日本でデング熱感染の可能性 厚労省発表 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は10日、昨年8月に日本国内を旅行して帰国したドイツ人女性(51歳)がデング熱に感染したと発表しました。日本で感染した可能性があるとされます。
 女性はドイツ帰国後に発症し、すでに回復しています。
 デング熱は現在、日本国内では過去60年以上、感染例は報告されていませんが、海外で感染して帰国後に発症する人が年間200人ほどおり、こうした感染者から蚊を媒介して感染する可能性はあります。
 ドイツ人女性は昨年8月19日から31日まで、長野県上田市や山梨県笛吹市、広島県、京都府、東京都を旅行して帰国しました。
 9月3日から40度の発熱や吐き気などの症状が出て、検査の結果デング熱への感染が確認されました。入院して治療を受け1週間で回復しました。女性は「笛吹市で蚊に複数個所を刺された」と申告しているといいます。
 デング熱は世界の熱帯や亜熱帯の全域で流行しており、蚊の一種ヒトスジシマカなどがデングウイルスを媒介して感染し、3~7日後に突然発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹などの症状が現れます。大半は軽症で、体内からウイルスが消えると治ります。ただし、日本では蚊は越冬せず、デングウイルスは定着しません。
 厚生労働省では、デング熱の感染が疑われる患者がいる場合には、速やかに保健所に報告するよう各自治体に注意を呼び掛けるとともに、流行地域への渡航者に蚊に注意するよう呼び掛けています。

 2014年1月10日(金)

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