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■大分県で35・6度 熱中症の疑いで2人死亡、300人超を搬送 [健康ダイジェスト]

 日本列島は31日、高気圧に覆われて各地で気温が上がり、大分県日田市で最高気温が35・6度を記録し、全国で今年初めての猛暑日となりました。30度以上の真夏日も315地点に上り、124地点で5月の観測史上最高の気温を記録しました。
 気象庁はこの日、宮城県、福島県、島根県、山口県、福岡県、佐賀県、大分県に高温注意情報を発表。6月1日も山口県を含む九州北部を中心に気温が高い状態が続くとし、水分補給など熱中症への注意を呼び掛けました。
 気象庁によると、31日の最高気温はほかに、福岡県久留米市で34・9度、佐賀県白石町で34・8度、広島県安芸太田町と群馬県館林市で34・7度、愛知県豊田市などで34・4度を観測しました。
 熱中症とみられる症状での搬送も相次ぎ、マスコミの取材によると、31日夜7時の時点で、全国で少なくとも306人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。
 このうち、千葉県南房総市では、農業用ハウスで作業していた74歳の女性が倒れているのが午前中に見付かり、熱中症の疑いで病院に搬送されましたが、死亡しました。
 また、茨城県小美玉市でも午前10時、住宅の庭先で61歳の女性が倒れて熱中症の疑いで病院に搬送されましたが、死亡しました。
 福井県勝山市では、中学校のグラウンドで体育祭に参加していた中3の男子生徒が気分の悪さを訴え、病院に搬送されました。同県敦賀市のスタジアムでソフトボールの練習試合中だった金沢市の高3男子生徒も、軽度の熱中症で病院に運ばれました。
 気温の高い状態は1日、日曜日も続く見通しで、総務省消防庁は「こまめな水分補給や、エアコンや扇風機で室温を28度以下にするなど、熱中症対策を心掛けてほしい」と呼び掛けています。

 2014年6月1日(日) 

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