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■韓国のMERS、隔離対象者に韓国在住の日本人も 保健福祉省が発表 [健康ダイジェスト]

 韓国保健福祉省の当局者は15日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスへの感染者に接触した可能性があるとして、日本人を含む外国人にも自宅隔離の措置を取っていることを明らかにしました。隔離対象者に日本人が含まれているのがわかったのは初めて。
 当局者は外国人は20~30人だとし、その中に日本国籍者もいるとしましたが、人数や性別は明らかにしませんでした。自宅隔離の対象者は、病人の付き添いや見舞いで感染者が出た病院を訪問し、感染者や感染の疑いがある人に接触した疑いがある人やその家族が主で、観光客ではなく韓国在住者だといいます。
 韓国政府の指針では、MERS感染者と接触した人について、症状がない場合は自宅で14日間隔離されると定めています。ただ、外国人が隔離された時期は明らかにされていないため、14日間の隔離期間がすでに解除された人もいるとみられます。
 保健福祉省の当局者は、「感染する確率はほとんどないと判断している」と述べました。現時点で施設に隔離されたケースはなく、症状が出たり、感染が確認されたりした人はいないとしています。
 中国や米国など当該国の大使館にも通知しているといい、ソウルにある日本大使館も韓国側から連絡があったことを認めた上で、「詳しい状況については確認中だ。ただ、感染が確認されたり、感染が疑われたりして隔離の対象となっているわけではないようだ」としています。
 韓国ではMERSへの感染が広がり続けており、保健福祉省の15日の発表では感染者は150人、死者は16人。隔離対象者は5216人に達しましたが、このうち3122人は感染していないことが確認され、隔離措置を解除されています。

 2015年6月15日(月)

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