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■梅干しを毎日食べた8割、インフルや風邪を発症せず うめ振興協議会がモニター調査 [健康ダイジェスト]

 和歌山県田辺市とJA紀南でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」は、今冬に毎日梅干しを1粒食べたモニターのうち、80パーセントがインフルエンザや風邪を発症しなかったと発表しました。梅干しを食べなかった前年同期の発症なしは、55パーセントでした。
 モニターは、梅干しを食べる習慣がなかった101人を公募しました。うち有効回答64人。1月上旬~3月上旬に60日間、梅干しを1日に1粒食べてもらい、風邪の症状の有無や体調の変化を調査しました。
 期間中にインフルエンザの症状があったのは3パーセント、38度以上の発熱が3パーセント、38度以下の発熱が14パーセント、全く症状がなかったのが80パーセントでした。前年同期は38度以下の発熱が31パーセントいましたが、半分以上減りました。
 調査開始30日後~60日後までで体調に変化がなかったのは、2パーセントのみ。疲労回復効果が20パーセント、胃腸の調子改善とダイエット効果がいずれも15パーセント、肌の調子改善が14パーセント、食欲改善が13パーセントありました。
 モニターの大半が和歌山県外在住で、年代別では30歳代が35パーセントで最多でした。モニターを切っ掛けに梅干しを食べる習慣ができたのは86パーセントで、「梅干しがこんなにおいしいと思わなかった」「梅干しの選び方も重要だと気付いた」などの声がありました。
 紀州田辺うめ振興協議会は、「風邪によい効果を与える成分がある可能性が高い。田辺の梅干しのよさをPRする機会にもなった」と話しています。
 梅干しに含まれるポリフェノールの一種「梅リグナン」は、抗酸化作用に優れており、体の酸化の原因となる活性酸素も抑え、インフルエンザや胃潰瘍、胃がんにも効果があるとされています。

 2016年4月4日(月)




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