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■細菌汚染のメロン198個を豪から輸入 厚労省が注意呼び掛け [健康ダイジェスト]

 感染症の原因となる細菌に汚染されたメロンが、今年1月中旬に、オーストラリアから日本に輸入されていたことがわかり、厚生労働省は注意を呼び掛けています。
 世界保健機関(WHO)の9日の発表によりますと、リステリア菌と呼ばれる細菌に汚染されたオーストラリア産のカンタループメロンという品種のメロンを、日本やシンガポール、マレーシアなど9カ国・地域が輸入していたことがわかったということです。
 リステリア菌はメロンの皮に付着していて、食べる際に一緒に口に入ると、妊婦や子供、免疫力が低下している人、高齢者などでは、発熱や頭痛、それにおう吐などの症状を起こすことがあり、場合によっては重症化して死亡するケースもあります。
 このメロンはオーストラリアの一つの農場で作られたもので、厚労省によりますと、日本では今年1月中旬に198個が輸入され、すでに一般に販売されましたが、被害の報告は今のところないということです。
 WHOによりますと、リステリア菌は症状が出るまでに1カ月以上かかるケースもあり、オーストラリアでは今年1月から4月にかけてこのメロンを食べた19人の感染が確認され、7人が死亡したということです。
 厚労省は、「今年1月中旬ころに購入したオーストラリア産のメロンを冷凍するなどして保管しているような場合は、食べないようにしてほしい」と注意を呼び掛けています。

 2018年4月11日(水)

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