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■熱中症で搬送、全国で3473人に上る 前週の5倍以上に急増 [健康ダイジェスト]

 西日本から東日本を中心に猛烈な暑さが続いた先週1週間に熱中症で搬送された人は全国で3473人に上り、前の週に比べて5倍以上に急増したことが3日、総務省消防庁のまとめでわかりました。
 総務省消防庁によりますと、6月25日から7月1日までの1週間に熱中症により病院に搬送された人は、全国で3473人に上りました。これは、その前の6月18日から24日までの1週間の667人と比べて5倍以上、また、昨年の同じ時期と比べて3倍近くにそれぞれ増えました。
 都道府県別にみますと、先週金曜日の6月29日に統計史上最も早く梅雨明けが発表された関東甲信の各地で特に多くなっており、埼玉県が334人と最も多く、次いで東京都が278人、大阪府が248人などとなっています。
 症状の程度は、死亡が3人、入院が必要な中等症から重症が1251人、軽症が2196人で、年齢別では、65歳以上が1848人と全体の半数以上を占めたほか、18歳以上65歳未満が1197人、乳幼児を含む18歳未満が428人でした。
 また、日付別では、7月1日が885人と最も多く、次いで4日前の6月30日が656人で、広い範囲で猛暑日となった週末に搬送された人が多くなりました。
 熱中症で搬送された人が急増したことについて、総務省消防庁は、急激な暑さに体が慣れていない人が多いためと分析しています。
 関東甲信地方を中心に今後も厳しい暑さが予想されるほか、梅雨が明けていない地域でも湿度が高いと熱中症の危険性が高まるため、総務省消防庁は「適切に冷房を使い、こまめに休憩して水分を取るなど予防をしっかりしてほしい」と呼び掛けています。

 2018年7月4日(水)

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