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■国民健康保険の保険料上限額、来年度から2万円引き上げへ 高所得者の負担増 [健康ダイジェスト]

 自営業者などが加入する国民健康保険について、厚生労働省は保険財政を改善するため、高所得者の年間の保険料の上限額を来年度から2万円引き上げて82万円にする案を、11月31日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)に示しました。
 自営業者や非正規労働者などが加入する国民健康保険について、厚労省は高齢化で悪化している保険財政を改善するため、毎年、保険料を見直しており、11月31日に開かれた社会保障審議会の医療保険部会に来年度からの見直し案を示しました。それによりますと、年間の保険料の上限額を今の80万円から2万円引き上げて、82万円にするとしています。
 厚労省の試算では、上限額を支払うのは年収がおよそ1120万円以上の単身世帯になるということです。
 また、40歳から64歳の人が一緒に納める介護保険の保険料についても、年間の上限額を今の16万円から1万円引き上げて、17万円にするとしています。
 これらを合わせた保険料全体の年間の上限額は99万円となり、加入者全体の1・.68%の世帯が対象になる見通しです。
 同日の医療保険部会では異論は出ず、厚労省は来年度から実施する考え。上限引き上げが実現すれば、3年連続となります。

 2019年11月1日(金)

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