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■ギャンブル依存症の治療に保険を適用 厚労省、2020年から [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は10日、2020年度からギャンブル依存症の治療を公的医療保険の対象にする方針を示しました。足元で患者が増加傾向にあるのに加え、カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備が進むとギャンブル依存症患者のさらなる増加が懸念されており、対策を強化する狙いもありそうです。
 ギャンブル依存症は、病的にギャンブルにのめり込む精神疾患であり、患者は年々増加傾向にあります。厚労省によると、2014年度に2019人であった患者数は2017年度には3499人に増加しています。現在、ギャンブル依存症患者の大半はいわゆるパチンコ依存症です。
 患者が集団で意見交換し、ギャンブルに代わる行動を見付けられるよう支援するといった集団療法で有効性が確認されています。こうした治療法を保険適用する方向で制度の詳細を詰めます。
 しかし、ギャンブル依存症の治療に国民の税金や保険料が投入されることに対しての反発も予想されます。
 2020年度の診療報酬の改定では、加熱式たばこを吸う人への禁煙治療も保険適用する方針。健康に悪影響を及ぼす可能性があるためで、すでに保険適用されている紙巻きたばこの禁煙プログラムを加熱式たばこ向けにも広げます。
 禁煙治療では、対面診療に加えてテレビ電話などオンラインによる診察を組み合わせることも可能とします。これまでは通院による対面診療でなければ、保険適用になりませんでした。

 2020年1月11日(土)

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