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■武漢から政府チャーター機第4便到着 198人中12人が入院 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国湖北省からの退避を希望した198人を乗せた政府チャーター機の第4便が7日午前、羽田空港に到着しました。第4便には、感染者が集中する同省武漢市以外の都市に滞在していた日本人や中国籍の配偶者らが初めて搭乗しました。そのうち、4人が体調不良を訴えるなどし、計12人が入院しました。
 厚生労働省によると、搭乗者の国・地域の内訳は日本118人、中国78人、台湾2人。体調不良を訴えた4人は日本2人、中国2人で到着後に医療機関に搬送されました。
 残る194人を国立国際医療研究センターで検査した結果、発熱などの症状があった8人が入院しました。8人の内訳は日本7人、中国1人。
 残る186人は経過観察のため、埼玉県和光市の税務大学校和光校舎に滞在します。厚労省は、検査でウイルスが確認されなかった場合でも、これまでに帰国した人と同様、宿泊施設に12日と半日の間滞在してもらうことにしています。
 搭乗者198人が滞在していた地域は武漢市80人、同市以外118人。6歳以下が51人、60歳以上が9人、それ以外が138人。1月30日に派遣した第3便に搭乗予定で中国側の検査によって搭乗が認められなかった7人を含め、第4便では全員が搭乗できました。
 政府は1月28~30日に延べ3機を派遣し、日本人565人が帰国しました。
 菅義偉官房長官は7日の記者会見で、「現時点での帰国希望者は数人」との認識を示しました。

 2020年2月8日(土)

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