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■関東や九州北部でスギ花粉飛散が本格化 東京都は平年より10日早く [健康ダイジェスト]

 暖冬の影響は、花粉にも及んでいるようです。東京都では平年より10日早くスギ花粉が本格的に飛び始めるなど、各地で花粉シーズンに入っており、いつもの年よりも早めの対策が必要です。
 民間の気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)によりますと、2月に入って以降、関東から九州にかけての各地で花粉が飛び始め、先週半ばには東京都など関東南部や静岡県、九州北部で「本格的」に飛び始めたということです。
 東京都の本格的な飛散は、平年より10日、昨年より6日早く、ウェザーニューズでは記録的な暖冬の影響だと分析しています。
 スギ花粉の飛散のピークは、九州が3月上旬まで、四国から東海が3月中旬まで、関東が3月下旬まで、北陸や東北南部では、2月下旬から3月下旬にかけてと予想されています。
 一方、スギ花粉が飛ぶ量については、昨年、梅雨が長引いたほか、夏の後半に雨や曇りの日が多かったために雄花の成長が進まず、全国平均で平年の85%程度になると見込んでいます。
 ウェザーニューズは、「平年よりも早めに対策をするとともに、晴れて暖かい日や風の強い日、雨の翌日は大量の花粉が飛ぶので、特にしっかり対策を取ってほしい」としています。

 2010年2月16日(日)

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