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■兵庫県姫路市の女性看護師が新型コロナウイルスに感染 市内の精神科専門病院勤務 [健康ダイジェスト]

 兵庫県姫路市は8日、市内の病院に勤務する50歳代の女性看護師が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されたと発表しました。病院は3月15日まで外来診療を休止するということです。
 姫路市などによりますと、感染が確認されたのは姫路市野里にある仁恵病院の看護師で、市内に住む50歳代の女性です。
 女性看護師は入院患者のいる病棟の担当で、2月29日に発熱やせきなどの症状があり、勤務後に38度6分まで熱が上がりましたが、その後、熱が下がったため3月3日から5日まで勤務していました。
 7日も熱があると感じたため市内の別の病院を受診して検体を調べたところ、感染が確認されたということです。今も38度台の熱やせきの症状があり、市内の感染症指定医療機関に入院しているということです。
 仁恵病院は、ベッド数約160の精神科の専門病院で、9日から15日まで外来診療を休止し、院内の消毒を行うなど感染予防を徹底するとしています。
 女性看護師が勤務していた病棟には約50人の入院患者と35人のスタッフがおり、このうち別の看護師1人にせきの症状があるということで、市は健康状態を観察し、必要があれば検査を行うことにしています。
 感染が確認された女性看護師は海外への渡航歴などはなく、ふだんは自家用車で通勤し、公共交通機関は利用していないということです。
 また同居する50歳代の夫や80歳代の父親には、症状はみられないということです。
 姫路市での感染確認は2人目で、兵庫県内では11人目となりました。

 2020年3月8日(日)

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