■札幌市で新たに６人が新型コロナウイルス感染 ２人は店員感染のライブバーを同じ日に訪問

　札幌市の秋元克広市長は７日午後６時から会見を開き、札幌市内で新たに６人の感染者が確認されたと発表しました。
　これで北海道内の感染者は、合わせて98人となります。
　秋元市長は感染者６人のうち、60歳代男性２人が、これまで店員の感染が確認されていた札幌市中央区南６西４のライブバー「Ｓｉｎｇ　Ｓｉｎｇ　Ｓｉｎｇ（シング　シング　シング）」を２月26日に客として訪れていたことを明かしました。
　このライブバーでは、すでに20歳代、30歳代、60歳代の３人の女性店員の感染が発覚していました。
　３人の女性店員は、ステージで歌を披露したり、客のカラオケをサポートしたりしていたといいます。
　３人の女性店員は２月19日に店内で一緒にいたことが確認されたほか、60歳代の女性店員と同居する家族２人もこれまでに発表された感染者であることから、市保健所は、クラスター（小規模な感染集団）が形成された可能性があるとみています。
　店は20歳代の女性店員の感染が公表された２月29日から、営業を自粛。客席は30席程度のため、秋元市長は「大阪のライブハウスのような多数の感染ではない」との認識を示しつつも、引き続き感染の広がりなど詳しい状況を調べいくとしています。

　２０２０年３月８日（日）

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