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■東京都、9月は4921人が新型コロナウイルスに感染 過去3番目 [健康ダイジェスト]

 東京都は9月30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに194人報告されたと発表しました。9月の累計感染者は4921人となり、月ごとでは8月の8126人、7月の6466人に次いで3番目に多く、緊急事態宣言が出された4月をなお上回る水準。
 東京都内で新型コロナウイルスの感染が新たに確認された人を1週間の平均でみた数値は、9月の中では1日の196・7人が最も多い値です。
 30日までの1週間平均は183・6人となり、9月の中では2番目に多い値になりました。
 1週間平均は9月上旬は減少が続き、7日と8日に147・4人にまで下がりましたが、中旬にかけて増加に転じ、16日には181・3人となりました。その後、下旬にかけて140人台まで減少しましたが、30日までの2日間で200人前後の新たな感染が確認されたことから再び180人を超えました。
 一方、都の基準で集計した重症の患者は、8月23日の39人をピークに、9月8日の21人までは減少傾向が続きましたが、その後は増減を繰り返しています。22日と25日には30人に上りましたが、30日時点は21人です。
 東京都によりますと、都内で30日までに感染が確認された2万5738人のうち、入院中の人は、29日より6人増えて1165人となっています。
 このうち都の基準で集計した重症の患者は、29日より2人減って21人です。
 都は、30日の時点で重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保しているということです。
 また、自宅で療養している人は、29日より2人減って427人。都が開設・運用している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、29日より8人増えて257人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、29日より13人減って334人。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万3147人となっています。
 都内の感染の確認が30日までの7日間の平均で183・6人と9月の中で2番目に多くなったことについて、東京都医師会の猪口正孝副会長は、「感染者が多くなっている今の状況が、4連休中に病院に行けなかった人が、連休明けに病院に行って検査を受けたことが影響しているのか、それとも連休に外出した影響が出始めているのか、現時点ではまだわからず、様子を見る必要がある。十分警戒しないといけない状況には変わりない」と話しています。
 また、10月1日から「GoToトラベル」に東京都発着の旅行が加わることについては、「感染者数が増える要素ではあるが、感染しやすい行動を控えてしっかり感染対策をすれば拡大しないと思うので、より一層気を付けてほしい」と話しています。

 2020年10月1日(木)

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