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■来春の花粉飛散、全国平均で今年の2倍近くに ウェザーニューズが予測 [健康ダイジェスト]

 気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)は9月30日、来年春のスギとヒノキ(北海道はシラカバ)の花粉飛散予測を発表しました。花粉の飛散量は全国平均で平年(2011~2020年の平均飛散量)の8割程度となるとみられますが、少なかった今春と比べると2倍近くに増える見通し。
 同社によると、花粉の飛散量は多い「表年」と少ない「裏年」が交互にくる傾向があります。花粉の発生源となる雄花の生育状況は、7月の日照不足で平年より悪いものの、来春は多い「表年」に当たることなどから増えると予測しました。
 同社は「2020年に比べて症状がつらくなる可能性があるため、早めの対策をとってほしい」としています。
 以下は、エリアごとの2021年春の花粉飛散傾向です。
北海道 2021年シーズンのシラカバ花粉は、平年の69%、2020年の50%程度となる予想です。2020年よりも症状が軽くなる可能性があります。
東北北部 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の79〜86%、2020年の92〜120%になる予想です。特に飛散量が前年より増加する岩手県や秋田県では、症状がつらくなる可能性があります。なお、東北北部で飛散するのはスギ花粉が中心で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。
東北南部 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の60〜73%、2020年の156〜205%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。なお、東北南部で飛散するのはスギ花粉が中心で、ヒノキ花粉の飛散は少ない傾向にあります。
関東 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の57〜72%、2020年の145〜199%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があリます。
北陸・長野 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の70〜81%、2020年の191〜274%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。なお、北陸で飛散するのはスギ花粉が中心で、ヒノキ花粉の飛散は少ない傾向にあります。
東海・山梨 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の67〜96%、2020年の183〜281%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。
近畿 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の73〜96%、2020年の132〜226%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。
山陽 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の85〜92%、2020年の152〜241%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。
山陰 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の75〜79%、2020年の140〜155%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。
四国 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の85〜96%、2020年の179〜202%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。
九州北部 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の80〜109%、2020年の149〜266%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。
九州南部 2021年のスギ花粉飛散量は、平年の約120%、2020年の162〜199%になる予想です。飛散量が少なかった2020年に比べて、症状がつらくなる可能性があります。

 2020年10月1日(木)

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