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■世界の新型コロナウイルス感染者3595万人、死者105万人 スリランカの縫製工場で1000人超集団感染 [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、日本時間の8日午前3時の時点で、世界全体で3595万8084人となりました。また、亡くなった人は、105万1974人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで751万9846人、インドが675万7131人、ブラジルが496万9141人、ロシアが124万2258人、コロンビアが86万9808人です。日本は8万6543人、中国は8万5489人、韓国は2万4353人。
 亡くなった人が最も多いのもアメリカで21万1343人、ブラジルが14万7494人、インドが10万4555人、メキシコが8万2348人、イギリスが4万2605人となっています。中国は4634人、日本は1605人、韓国は425人。
 一方、スリランカの最大都市コロンボの北約50キロにある小さな町ミヌワンゴダの縫製工場で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、従業員1000人超の陽性が確認されました。保健省が7日、明らかにしました。同国最大の集団感染で、当局は原因究明を急いでいます。同工場は、8月までアメリカ向けのマスクを製造していました。
 3日前に最初の感染者が確認されて以来、感染が相次いで確認され、スリランカの累計感染者数は4500人近くに膨れ上がりました。
 同工場を所有するブランディクスによると、工場での集団感染を封じ込めようとしたものの、無症状の感染者が多かったために失敗したといいます。
 さらなる感染拡大が懸念される中、スリランカで最も権威ある疫学者、スダッツ・サマラウィーラ氏が、当局に協力するよう地元コミュニティーに呼び掛けました。
 保健省によると、同工場の従業員1700人のうち、感染が確認された1026人が入院しているといいます。残りの従業員および全従業員の家族は、政府の隔離施設に移送されているところで、全員が数日以内に新型コロナウイルスの検査を受ける予定。
 工場がある地域とその周辺地域は、無期限の「局地封鎖」が敷かれました。
 ブランディクスは、スリランカ最大の衣料品輸出業者で、8月には3重構造のマスク2億枚をアメリカの顧客に納品しましたが、顧客についての詳細は明らかにされていません。
 集団感染が起きた縫製工場は、この顧客からの発注を受けてマスクを製造しましたが、それ以降はスポーツウエアを製造していました。

 2020年10月8日(木)

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