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■北海道で過去最多の81人が新型コロナウイルスに感染 札幌市54人、石狩地方12人など [健康ダイジェスト]

 北海道は31日、石狩地方や空知(そらち)地方などで25人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表しました。また、小樽市も2人の感染を発表しました。
 札幌市も過去最多となる54人の感染を発表しており、北海道全体の感染者は、1日当たりの感染者としては過去最も多い81人となりました。
 道は28日に独自の警戒ステージを1から2に引き上げたばかりですが、30日に確認された69人を12人上回り、2日連続での更新となりました。
 道によりますと、石狩地方12人、空知地方6人、オホーツク地方2人、釧路地方2人、上川地方1人、十勝地方1人、宮城県在住者1人の感染が確認されました。
 小樽市では、40歳代の医療従事者の男性と、10歳代の男子生徒の感染が確認され、小樽市は生徒が通う市内中学校の1クラスを11月12日まで学級閉鎖としました。
 空知地方にあるグループホームでは、クラスターが発生し、20歳代から90歳代の入所者と職員、合わせて5人の感染が確認され、いずれも軽症だということです。道は、すでにすべての入所者と職員、合わせて22人を対象にPCR検査を行ったということです。
 札幌市では、繁華街すすきの地区にある接待を伴う飲食店のニュークラブで、新たにクラスター(感染者の集団)が発生し、従業員3人と客2人の30~60歳代の計5人が感染しました。いずれも軽症といいます。
 ニュークラブは東京都のキャバクラと同様の営業形態で、ニュークラブのクラスターは9件目。すすきの地区の接待を伴う飲食店の感染者は10人増え、31日までに92店で計342人になりました。
 また、札幌市は31日、10月10日に公表した同地区のニュークラブ2店のクラスターが30日付で収束したとの見解を公表。感染者はそれぞれ7人と16人。17日に公表した有料老人ホームのクラスターも収束し、感染者は6人でした。
 このほか、北海道教育庁で40歳代男性職員が感染。北海道警察では札幌南署で交番勤務の20歳代男性巡査部長が感染しました。
 また、札幌市は31日、入院して治療を受けていた市内に住む70歳代の男性が死亡したと発表しました。
 道内の感染者は延べ3136人(実人数3113人)、道内の死者は延べ110人となりました。
 北海道保健福祉部の廣島孝技監は記者会見で、「北海道全域で感染が広がっており危険な状況だ。新たな感染者の数が増え、最多となっている理由は、さまざまな要因が考えられ断定はできないが、寒さも、ある程度、関連していると思われる。これからより寒くなるので環境的にはあまりよくない状況だ」と述べました。
 その上で発熱や、せきがあるなど、体調が悪い時は外出を控え、マスクの着用や手洗いなどの感染防止対策を徹底するよう改めて注意を呼び掛けました。

 2020年10月31日(土)

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