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■発熱患者に対応する「診療・検査医療機関」に2万4629カ所を指定 コロナとインフル同時流行に備え [健康ダイジェスト]

 冬場の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、47都道府県が発熱患者に対応する「診療・検査医療機関」として、10日時点で計2万4629カ所を指定したことが12日、厚生労働省の集計で明らかになりました。全医療機関の約2割に当たります。
 東京都が約3000カ所で最も多く、神奈川県、愛知県、福岡県が1000カ所以上でした。
人口1万人当たりでは、最多の鹿児島県の約5カ所と最少の千葉県の約0・5カ所で約9倍の開きがありました。
 厚労省は、保健所中心だった従来の相談・検査体制から、身近なかかりつけ医などが対応する仕組みに転換しました。検査の主な担い手だった大病院には、新型コロナウイルス感染症の重症や中等症の患者の治療に軸足を置いてもらいます。
 11月に入って各地で新型コロナウイルス感染が急拡大し、季節性インフルエンザも例年1~2月に流行のピークを迎えることから、厚労省は1日当たり最大50万件の検査が実施できる体制を確保したとしています。
 各都道府県の診療・検査医療機関の指定は、今後も増える可能性があります。
 医療関係者からは「医療機関の役割分担が進むと期待される」と評価する声が上がっており、今後は円滑な実施が課題となります。

 2020年11月12日(木) 

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