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■フィリップス、電動ファン付きマスクを発売へ 息苦しさや蒸れ軽減 [健康ダイジェスト]

 フィリップス・ジャパン(東京都港区)は13日、ウイルスや花粉を防ぐ高機能フィルターと、マスク内の空気を排出する電動ファンを備え、息苦しさや蒸れ、眼鏡の曇りを軽減する「ブリーズマスク」を11月19日から販売すると発表しました。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、ウイルスを含んだ飛沫(ひまつ)の拡散を抑え、感染予防にも一定の効果が期待されるマスクの着用が新しい日常となっている中、ジョギングやサイクリングなど屋外での軽い運動をする人を主なターゲットにしています。マスク本体(フィルター1枚付き)は希望小売価格1万780円、交換用フィルター(5枚)は1595円。11月13日からネット通販サイトのアマゾンと楽天市場で予約を受け付け、順次、販路を拡大する予定。
 ブリーズマスクは、有害物質をブロックしながらも空気が通るよう設計されたメッシュ素材のカバー、ばい煙などに含まれる超微小粒子PM2・5や花粉を95%、ウイルスなら98・87%カットするN95規格フィルター、3段階に切り替えられ最大毎分41リットルの空気を排出する電動ファンで構成。外気はフィルターを通してマスク内に入り、電動ファンで排出されるため、呼吸抵抗が大幅に減り、マスク内は常に新鮮な空気が循環します。
 カバーは洗って繰り返し使え、フィルターは1~2週間持ちます。重さは約60グラムで、ブラックとグレーの2色。
 アジア人の顔へのフィットを意識した立体的で、スタイリッシュなデザインとなっています。電動ファンはマイクロUSB使った充電式で、約3時間の充電で2~3・5時間駆動。電動ファンにフィルターは付いていないものの、マスク内の呼気は下向きに排出され、飛沫の飛散量は「ファンを使っていても布製マスクと同程度」に抑えられるといいます。
 ただ、周りに気にする人がいる可能性があるため、建物や公共交通機関の中、3密状態のような環境では、ファン機能の使用は「積極的には推奨しない」としています。
 マスク着用に関するフィリップス・ジャパンなどのアンケートでは、約7割の人が息苦しさや暑さ、蒸れが気になると回答しています。フィリップスはオランダ本社の空気清浄機を手掛ける事業部が中心となり、約3年前から電動ファン付きマスクの開発に着手。主にPM2・5対策用として、2019年末から中国を皮切りに販売してきました。その後、世界各地で新型コロナウイルスの感染が拡大したこともあり、「想定を上回る売れ行き」といいます。
 問い合わせは、フィリップス・サポートセンター、フリーダイヤル0120(479)156(土、日、祝日を除く午前9時から午後6時)。

 2020年11月14日(土)

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