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■筑波大病院、6歳未満の女児に脳死判定 18例目の臓器提供へ [健康ダイジェスト]

 日本臓器移植ネットワークは12日、茨城県つくば市の筑波大学付属病院に入院中の6歳未満の女児が、改正臓器移植法に基づく脳死と判定され、臓器提供の手続きに入ったと発表しました。脳死と判定された6歳未満からの臓器提供は、18例目。
 日本臓器移植ネットワークによると、臓器提供は家族の意思だといいます。女児は低酸素脳症で8日に脳死とみられる状態になり、家族が9日に臓器提供に同意し、10日に1回目、11日に2回目の脳死判定が終わりました。
 12日に臓器が摘出され、腎臓は東京都立小児総合医療センターで10歳代の男性に、小腸は国立成育医療研究センターで10歳未満の女児に、それぞれ移植される予定。膵臓は医学的理由で移植を見送りました。
 脳死と判定された女児の家族は、命を「次につなぐ」という考えが、移植提供を決断した最大の理由だったとし、「おさなくして命を落とした娘とおさない頃から色々制限されていた子を「つなぐ」ことで、より多くの経験をつめたらいいと思います。娘は確かにこの世界に生きて、私たちに大きな幸せをくれました。そして、世界のどこかで命をつなぎ、生き続けていってくれることを心から願います」と、日本臓器移植ネットワークを通じてコメントを発表しました。

 2020年11月14日(土)

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