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■新型コロナウイルス、世界の感染者5461万人 死者132万人 スウェーデン、公共の場での9人以上の集会を禁止 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の17日午前3時の時点で、世界全体で5461万5099人となりました。また、亡くなった人は、132万742人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで1108万2027人、次いでインドが884万5127人、ブラジルが586万3093人、ロシアが193万2711人、フランスが191万6047人です。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで24万6586人、次いでブラジルが16万5798人、インドが13万70人、メキシコが9万8542人、イギリスが5万2026人となっています。
 アメリカでは、新型コロナウイルスの1日当たりの新たな感染者が10万人を超える日が続き、西部カリフォルニア州はほとんどの地域で4段階の規制のうち最も高いレベルの対策をとるなど、各地で感染防止策を強化する動きが広がっています。
 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカで15日に報告された1日当たりの新たな感染者は13万3045人で、10万人を超える日が約2週間続き、特に西部や中西部などで増加しています。
 こうした中、1日当たりの新たな感染者が9000人を超えた西部カリフォルニア州は16日、州のほとんどの地域で4段階の規制のうち最高レベルの対策をとると発表しました。
 具体的には、職場はリモートワークとし、レストランやスポーツジムは屋外での営業に限るなどとしています。
 ギャビン・ニューサム知事は記者会見で、「州内の感染者はこの10日間、これまでで最も早いペースで増加している。8月以降、10月までは柔軟に対応しながら前進してきたが、今は後退する時だ」と述べ、理解を求めました。
 中西部では、イリノイ州のシカゴで16日から不要不急の外出の自粛を求める措置が始まったほか、ミシガン州では、高校と大学での対面授業を禁止する措置を18日から始めることを決めるなど、各地で感染防止策を強化する動きが広がっています。
 一方、新型コロナウイルス流行への緩やかな対策で注目を集めてきたスウェーデンは16日、感染者の急増を受け、公共の場所で8人を超える集会を初めて禁止した。
 ステファン・ロベーン首相は報道陣に対し、流行の拡大を抑えるためには「前例のない」措置が必要だと判断したと述べ、これまでイベントの種類によって50人から300人に設定されていた公共の場における集会の参加人数の上限を、24日から8人に減らすと説明しました。
 13日に発表された現時点で最新の公式集計では、1日当たりの新規感染者数としては同国で過去最多の5990人が報告され、累計感染者数は17万7355人、死者は6164人となっています。
 政府には自宅での個人的な集まりを禁止する権限がないため、新たな制限の対象となるのは、スポーツや文化的催し物など公共の場の集まりのみ。
 政府は先週、バーやレストランについて、20日から来年2月末まで午後10時以降のアルコールの提供を禁じると発表。その前の最後の週末となった先週末は、最後の深夜の飲み会を楽しもうという若者でクラブやバーがごった返したと報道されています。
 ロベーン首相は、「春には多くの人が従ってくれた。距離を取らせ、予定を中止させるには、ほとんどの人には勧告だけで十分だった。今では従う人が減っている」と述べ、流行初期に比べて政府の勧告を守る人が減っているため、これまでより厳しい禁止措置が必要になったと説明しました。

 2020年11月17日(火)

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