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■沖縄県、新たに244人の新型コロナ感染確認 県立高校を休校、小中学校にも要請 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染者について、沖縄県は3日、1週間前の木曜日を上回る244人の感染が新たに確認されるとともに、南城市在住の80歳代の男性が死亡したと発表しました。
 県によりますと、新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90歳代までの244人。木曜日としては1週間前の5月27日の240人を上回り過去最多となっており、3日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。
 地域別では、那覇市が56人、沖縄市が26人、南部保健所管内が23人、中部保健所管内が22人、うるま市が21人、浦添市と宜野湾市がそれぞれ20人、名護市が14人、豊見城市が13人、石垣市が12人、糸満市と宮古島市がそれぞれ6人、南城市が4人、確認中が1人となっています。
 年代別では多い順に、20歳代が50人、30歳代が36人などとなっており、10歳未満が32人、10歳代が24人と子供たちの間での感染も広がっています。
 県内で確認された感染者は、合わせて1万7808人になりました。
 また、南城市在住の80歳代の男性が5月25日に死亡し、県内で死亡したのは合わせて153人となりました。
 県内では3日現在、2日より48人多い655人が入院しており、国の基準での重症者は2日より3人増えて87人、中等症の人は2日より18人増えて332人となっています。自宅療養を含めた療養者数は2754人と、過去最多となっています。
 また、新型コロナに感染した患者を受け入れている県内の医療機関は、県全体で新型コロナの病床の使用率が99・5%となっています。
 新たに5つのクラスター(感染者集団)が発生し、このうち那覇市内の県立の学校では生徒5人と職員1人の合わせて6人が、名護市内の中学校では生徒13人と職員1人の合わせて14人の感染が確認されました。
 これで県内でのクラスターは、合わせて206例となりました。
 県によりますと、人口10万人当たりの感染者数は2日までの1週間で124・83人と、全国で最悪の感染状況となっています。
 一方、アメリカ軍から県に対し、新たに嘉手納基地と普天間基地、それにホワイトビーチでそれぞれ1人の、合わせて3人の感染が確認されたと連絡があったということです。
 これで沖縄のアメリカ軍関係者の感染確認は、1394人となりました。
 沖縄県は、子供たちの間で新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受けて、高校などの県立学校を原則、来週7日から20日までの2週間、休校にすることを決めました。
 沖縄県は市町村に対しても小中学校で同様の対応をとるよう要請することにしており、玉城デニー知事は4日に県内の市町村長とオンラインで意見を交換し、理解を求めることにしています。
 また、県立学校で今年8月までに開催される九州大会や全国大会の予選を兼ねた県大会などに出場する場合に限り認めている部活動も、すべて中止するよう求めます。
 沖縄県には5月23日、緊急事態宣言が発令されました。その後も1日当たり300人超の新規感染者が確認され、過去最多を更新する日が続いていました。
 県によると、5月6日から6月2日までに確認された感染者のうち、10歳代以下は824人で全体の17・3%。県は、感染した大人が家庭で子供にうつし、学校での感染拡大につながったとみています。

 2021年6月3日(木)




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