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■モデルナ製ワクチン接種後で初、90歳代男性死亡  国内で約44万回接種 [健康ダイジェスト]

 アメリカのモデルナ製の新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は接種を受けた90歳代の男性が死亡したと発表しました。死因はくも膜下出血とみられ、接種との因果関係は評価中だとしています。国内では6月13日までに約44万回の接種が行われ、これまでのところ、国際的な評価指標でアナフィラキシーに該当する症状は報告されていないということです。
 これは、厚生労働省が23日に開いた専門家部会で報告しました。
 死亡したのは6月8日にモデルナ製ワクチンの接種を受けた94歳の男性で、翌日にくも膜下出血を起こしたと国に報告があったということです。
 モデルナ製ワクチンの接種後に死亡が確認されたのは初めてで、接種との因果関係については評価中だとしています。
 一方、アメリカのファイザー製のワクチンは、約2325万回の接種が行われ、277人が心不全や出血性脳卒中などを起こして死亡したということです。
 接種との因果関係については、いずれも「評価できない」か「評価中」としています。
 報告された接種後の症状のうち、国際的な評価指標でアナフィラキシーに該当したのは238件で、約9万7700回に1件の割合でした。
 また、6月13日までにファイザー製のワクチンを接種した25~72歳の11人が、心筋炎や心膜炎を計12件発症したことが報告されました。9人は2回目の接種後で、8人は男性でした。
 厚生労働省は現時点で接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとして、引き続き接種を進めていくことにしています。

 2021年6月25日(金)




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