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■新型コロナ感染者の献血、症状なくなって4週間で可能 厚労省が通知へ [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染した人の献血について、厚生労働省の有識者検討会は、症状がなくなってから4週間が経過すれば可能とすることを了承しました。同省は、近く都道府県に文書で通知します。
 4週間は、厚労省が定める退院や職場復帰の基準である「発症日から10日間、かつ症状が軽くなり72時間が経過」し、安全を確保するための2週間を追加した日数。無症状者は、最後に陽性となった検査で検体を採取した日から4週間とします。
 献血前に後遺症の有無について医師が問診し、必要に応じて血中の酸素飽和度などを測定して判断し、後遺症に苦しんでいる人には献血を控えてもらいます。
 これまで、新型コロナに感染した人には、一律で献血は控えてもらっていました。だが、海外文献からも、回復者の血液から製造された血液製剤に感染性があるとの報告はなかったことなどから、方針を改めることにしました。
 新型コロナ禍で集団献血などが実施しづらく、血液を集めづらい状態が続いており、体内にウイルスが残っていても感染力はないと考えられる安全に献血できる期間を設定しました。
 日本赤十字社によると、今年5月末までに新型コロナへの感染を理由に献血を断った人は1142人で、貴重な献血機会が失われているといいます。

 2021年7月28日(水)




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