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■クラスター発生の精神科病院で入院患者64人死亡 沖縄県うるま市 [健康ダイジェスト]

 沖縄県では、新型コロナウイルスの感染拡大で病床が窮迫する中、うるま市の精神科病院で大規模なクラスター(感染者集団)が発生し、これまでに入院患者64人が死亡したことが明らかになりました。
 沖縄県うるま市にある、うるま記念病院では、7月中旬、感染力が強いインドで確認されたデルタ型変異ウイルスに職員が感染したことがわかり、その後、感染が急速に広がって、県内では過去最大規模のクラスターが発生しています。
 沖縄県によりますと、これまでに入院患者173人、職員23人の、合わせて196人の感染が確認されており、感染した入院患者のうち64人が死亡したということです。
 病院によりますと、死亡した人のほとんどが要介護度の高い高齢者で、感染後にほかの病院に移った後に死亡したケースもあるということです。
 また、病院によりますと、7月30日までに5人の死亡が確認され、その後も死亡する人が相次いだということです。
 県内の医療体制が窮迫していることから、多くの感染者をほかの医療機関に転院させることができず、病院では医師や看護師の応援を受けて院内で対応しているということです。
 病院は全4病棟中3病棟に感染が広がっており、病棟の構造上、病室の換気が難しく、感染力の強いデルタ型変異ウイルスの影響で感染が拡大したとみられます。県によると、病院の入院患者は約270人。
 病院の担当者は、「感染しなければ、まだまだこの病院で療養を続けていたはずの患者さんたちが亡くなり、本人やご家族に大変申し訳ない。収束に向けてできる限りの対応をとっていく」と話しています。

 2021年8月17日(火)




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