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■新たなタイプのデルタ型変異ウイルス、国内で初検出 東京医科歯科大 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの流行の主流となっている感染力の強いデルタ型変異ウイルスについて、新たなタイプの変異があるウイルスが国内で初めて検出されたと、東京医科歯科大学の研究チームが発表しました。感染力などに影響があるかどうかはわかっていないということで、さらに解析を進めるとしています。
 これは東京医科歯科大学の武内寛明准教授らの研究チームが、8月30日に発表しました。
 研究チームでは、8月中旬に大学の附属病院を受診した患者からデルタ型変異ウイルスを採取し、遺伝子を詳しく調べたところ、デルタ型変異ウイルスに特徴的な「L452R」変異に加え、イギリスで最初に見付かったアルファ型変異ウイルスに特徴的な「N501Y」変異に類似した「N501S」という変異があることがわかりました。
 この変異があるデルタ型変異ウイルスの報告は世界で8例しかなく、国内では初めてだということです。患者に海外渡航歴がないことや遺伝子の特徴などから、変異は国内で起きた可能性が極めて高いといいます。
 武内准教授は、「感染が広がると国内でも次々と新たな変異ウイルスが出る可能性があるので、何とか感染を抑える必要がある。遺伝子を解析するウイルスの監視体制もさらに拡充しないといけない」と話しています。

 2021年9月1日(水)




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