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■中国本土でオミクロン型の市中感染を初確認 感染者と同じ団地に住む女性 [健康ダイジェスト]

 中国広東省広州市の衛生当局は16日、新型コロナのオミクロン型変異ウイルスに市内で感染したとみられる事例が見付かったと発表しました。オミクロン型の市中感染は中国本土で初めてとなります。
 感染したのは70歳の女性。カナダから11月末に到着後、自宅隔離中の今月13日にオミクロン型への感染が確認された67歳代の男性と同じ団地の建物に住んでいます。衛生当局が周辺の約1万人に行ったPCR検査では、14日時点で全員が陰性でしたが、女性は16日の検査で陽性と判定されたといいます。
 衛生当局は、男性のオミクロン型への感染が判明した直後から団地を封鎖して住民全員を集中隔離施設に移送し、周辺の1万人余りもPCR検査で陰性だったことを挙げ「さらなる拡大の可能性は低い」との見解を示しています。
 中国本土では、1年半以上にわたって入国者らに最低14日間の厳格な隔離を求める態勢が続いており、世界各地でオミクロン型への警戒が強まってからも水際対策に大きな変化はありません。13日には、ポーランドからの入国者のオミクロン型への感染が入国後の隔離中に確認されています。
 来年2月に北京冬季オリンピック開幕を控える中国では、来年の春節(旧正月)に当たる2月1日に合わせた大型連休中の帰省自粛を求める地方当局も、相次いでいます。
 国営新華社通信によると、河北省張家口市経済開発区は9日付の通知で、共産党や政府、国有企業の幹部職員に春節を区内で過ごすよう求めました。張家口には、スキージャンプやスノーボードなどの五輪会場があります。
 上海市も、住民に春節期間中に市外へ出ないよう呼び掛けています。河南省周口市など、出稼ぎの仕事に従事する人が多い地方の政府は、出身者に帰省しないよう求めています。

 2021年12月17日(金)




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